パレスチナ🇵🇸
鍵のお話
パレスチナのパビリオンで、私の中で悲しくすごく重かったけど知っておかなければならない、共有して知ってもらうべきだって思ったお話。
これは70年以上前のパレスチナで出回ってた鍵。
約70年前、何千年も前はユダヤの王国がこの地にあったという理由で、1947年に国連が、パレスチナの地をユダヤ人とアラブ人の2国に分けた。
しかし1948年に長年迫害を受けていた、ユダヤ側がイスラエル建国を宣言した事により民族対立で中東戦争が起き、パレスチナにいた多くのアラブ人が国を後にする結果に。
この時に多くの人が「すぐ自分の国に。自分の家に帰るように。」としっかり家に鍵をかけて、この鍵を持って、自国を後にしたという。
そして何世代になっても鍵は形見のように受け継がれ、いつかイスラエルとパレスチナ間の和平が実現し、土地に帰還できる日を心待ちにしています。
そんな和平の象徴である鍵。
未だこの問題は解決せず、宗教・民族間の問題の重みを身に染みて感じた。
多くの人が悪いことをしたわけではないのに、過去の問題の影響で、民族・宗教の大きなくくりの1人と認識されて、恨みあう世界がある悲しい現実。
どっちが悪いってわけじゃないのに、悪者にされることもあれば、彼らの仲間からは正義だと慕われる。彼らの中には彼ら自身の正義があって、それに従ってるだけ。
和平ってゼミの先生は難しい問題っていつも言ってて、頭では理解してたけど、このEXPOで全身で理解。正解がないって難しいいいいいい!!!